3000円の富士通製VRでVRChatをした話(WindowsMR)

紹介

はじめに

こんにちは、yumayuma34です。
2025年11月からVRChatを始め、今日に至るまで続けている、れっきとしたVRChatterな私なのですが、いかんせん学生という立場であるため、VRを気軽に買うことはできず、初めて半年程はデスクトップでプレイしていました。(ずっとMeta Questは欲しかったのですがね。。。)

そのころ私は、VRChatをするのであれば、Meta QuestやPICOといった選択肢しか無いと思ってました。

もちろんVRといっても、Meta Quest 3sであれば5万程度でそのころ購入することができ、一時期セールで3万6000円程度で買える時期もあったのですが、やはりすぐ万札を用意することができなかったため手を出すことができませんでした。

でもですね、買ってしまったんですよ。VRを。

しかも、3000円で。

富士通製VRを

なぜこれを買ったの?

正月頃にとある私の知り合いが埼玉県内のハードオフに行ったところ、ジャンクで富士通製のVRが売っていることを発見しました。

富士通がVR関連のノウハウを持ってるわけがないので、おそらくどこかのOEM品かとは思いますが、その時の私は「富士通というブランドだけでも面白すぎるだろ(笑)」って思い、購入しようと考えたのですが、その値段が、

動作不可で6000円!?

ということで、ここで買うのはやめました。(そもそも自分自身は群馬県在住ですので、遠いってのもありましたが。。。)

その後、色々オークションやフリマサイトを調べていたところ、3000円前後で取引されていることがわかり、

本格的に購入することを決意。

そして、メルカリで3000円で動作未確認品が売っているものを発見し、購入しました。

でも一つ、

そもそもVRChatできるか問題について

このことについて疑問に思う方は多いと思います。

その答えは、

SteamVRが使用できるので、VRChatはできます!

ですから、私のVRでVRChatをしたいという欲望も満たせるため、一石二鳥じゃんってことで、ね。

しかし、使用するには厳しい条件が。。。

そもそもMeta Questとかと違うの?

Meta QuestやPICOなどは、スタンドアロン型VRゴーグルという種別になります。スタンドアロンというのは、他の機器(VR場合だとPC)に接続すること無く、単体で動作させている状態を指します。

そのため、Meta QuestといったVRは、そのVR単体でアプリやゲーム(それこそVRChat)を使うことができます。

しかし、今回購入したVRは、「Windows Mixed Reality」(WinMR)という形式に準拠したものになり、PCに接続してVRを使う方式でしか使うことができず、何をするにしても、スペック要件を満たした、対応しているWindowsPCが必要となります。

しかし問題点が。。。

まあ、正直多くのVRChatterは、Meta QuestだろうがPCに接続してPCVRとして使っている方が多いと思いますので、さほど問題がないように思えるかもしれません。

……ですが、

このWinMR、Windowsの機能としてWindows10 1709から搭載されていたのですが、

なんとWindows11の24H2より、コンポーネントが削除され、

以後のWindowsでは使用できなくなってしまいました。

Windows Mixed Reality devices are not supported with Windows 11, version 24H2 and newer.

Windows Mixed Reality support is limited to Windows 10, version 20H2 through Windows 11, version 23H2.

https://learn.microsoft.com/en-us/previous-versions/mixed-reality/enthusiast-guide/windows-mixed-reality-minimum-pc-hardware-compatibility-guidelines#:~:text=Note-,Windows,23H2

そのため、このVRを使用するには、Windows11の23H2(2023年のバージョン)で使用する必要があるのですが、

そのWindowsの23H2は、2025年11月11日にサポート日を過ぎており、

セキュリティー面で考えるとなると、とても脆弱なため、実質的に使用することができません。

※Windowsの24H2以降でもWinMRを使用できるようにする、Oasis Driverというプロジェクトもあるようですが、NVIDIA製GPUを搭載しているPCでなければ動作しないなどの要件が厳しいらしく、かつ動作も不安定なようですので、現時点では実用的ではないかもしれません・・・

ということで、2026年では、WinMRを使用することができないから、買っただけで使えず、安物買いの銭失いとなりました。ちゃんちゃん。

。。。。。。

本当は危険なので真似はしないでほしいのですが、自分はWindows11の23H2のままアップデートしていないため、奇跡的にWinMRを使用することができる環境でした。

本体・コントローラーを見ていく

本体とコントローラーを見ていきます。まずは本体から。

本体の前面はこのようになっていて、トラッキングカメラが左右についています。

ヘッドバンドやケーブルは着脱不可で、そのまま直でつけられています。

また、頭にヘッドバンドをつけながら、本体を上げることも可能です。

引用:https://www.fmworld.net/fmv/option/1712/motion_controllers/

接続はUSB3.0とHDMIを一緒につなげて使用します。

そのため、USB3.0とHDMIのついたPCでなければ使用できません。(なお、USB-CのHDMI変換等を使うとエラーで使用できませんでした。)

ケーブル自体は4メートルと長いですが、USBとHDMIの分岐からの長さが短いため、端子が左右で分かれている場合は、USB3.0に対応した延長ケーブルなどで引っ張ってくる必要があります。

後ろ側面はこんな感じに型番表記とイヤホンジャックがあります。

本体にスピーカーは付いていないので、イヤホンジャックをつなげて使わないと実質的に遊べないです。(私はEarPodsをつなげて遊んでいます。マイク付きイヤホンも使用できます。)

コントローラは上にあるリングが光る仕様になっており、この光でコントローラーをトラッキングしているようです。

裏面には電池ボックスがあり、

単3電池2本で動かすことができます。(左右で4本使用します。)

私は充電式EVOLTAで動かしていますが、4~5時間ぐらいは持つ印象です。

早速使ってみる

このアプリと、Steam側に、

「Windows Mixed Reality for SteamVR」というものを入れることで、WinMRの機種をSteamVRとして使用することができうようになります。

↑実際にMixed Reality ポータルからSteamVRを起動させ、VRChatを起動している様子

まあ、先にSteamVRを起動したり、初っ端からVRChatをVRモードで起動させても、一緒にMixed Reality ポータルも起動してくるので、そっちのほうが手っ取り早いです。

ただし、初期のコントローラーの設定だとLaunchpadが開けないなど、まともに操作できません。

そのため、コントローラーのバインドを変更する必要があります。

私は、コミュニティーバインドの、「WMR VRchat fixed bindings, sort of」というバインドを使うことで操作できるようになりました。

これに変更してからは、表情でバグることがある以外は問題なくプレイできています。

プレイしてみて

まず最初に思ったのは、Meta Questと違い手を自由に動かせないところです。常にパーの状態ですので、ちょっと他の人と比べ不自然に感じるところもあると思います。

一応アバターによっては、手のハンドサインを変えることもできるようですが、まあ本当に必要最低限しかできませんし、場合によってはデフォルトの表情がおかしい場合もあるので、大変です。。。

それに、光っているリングでコントローラーをトラッキングしているようですが、少し逸れるとちょっとバグったりします。

また、解像度や視野角も低い(1440×1440)ですから、肉眼で粗さがとても目立ってしまいます。

買いかどうか

結論:買わないでください。

サポートも終わってて、かつ色々と癖があるので、普通の人は買わないことをおすすめします。。。

流石に最新のWindowsでは使用できないというのは致命傷すぎるため、他人には進められない代物です。(絶対にMeta Quest 2とか買ったほうがまだ安泰だと思います。)

技術的に気になる、すでにWinMRを持っているという方は使ってみるのもいいかもしれませんが、新たに購入することはおすすめできません。

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